というわけで、50MHzSSB機のほうは、いまプリント基板を作るために回路図を描いているところです。
そんなわけで、7MHz CW機をいじっています。現在のところの問題点は、
- 7セグのダイナミック点灯のノイズがうるさい(わりと実用にならない)
- 受信音がノイジーで歪んでいる
- チューニングしづらい
- 受信周波数がずれている
チューニングしづらい
ヴォリュームを使って、A/D変換で周波数をチューニングする方法は、アナログ感があって結構気に入ってたのですが、たとえば”10.00″にピッタリ合わせる、というのが難しいです。
それに、気温が上がると周波数が突然ずれてしまうことがしばしばありました。
なので、これはロータリーエンコーダに変更しました。プッシュスイッチ付きを使ったので、KHz単位で動かすのと、10Hz単位で動かすのを切り替えられるようにしました。
受信周波数がずれている
周波数をRITでちょっとだけ上にずらしたほうが信号が強くなりました。たぶんクリスタルフィルタの中心周波数と、ピークになる周波数がずれているのだと思います。リップルが多い特性をしているせいです。なので、プログラム上でフィルタ中心周波数をちょっと上に設定してやりました。
ついでにサイドトーンの周波数も700Hzくらいに上げ、受信時のトーンと合うように変更しました。サイドトーンはPICのPWM機能を使って、正弦波を発振させています。
受信音が歪む
低周波段のゲインを上げすぎているのか、それとも中間周波段のゲインが高いのか、いずれかと思われるのですが、下手に弄るとバランスを崩してしまいます。妙に受信音が小さくなってしまったり、AGCの効きが弱くなったり。
ここは時間を掛けて詰めていきたいと思います。
7セグのダイナミック点灯のノイズ
きっちり対策をするなら、ダイナミック点灯をやめるのが一番なのですが。事実メーカーリグなどではスタティック点灯の物が多いとのことです。
まずはアナログGNDとデジタルGNDを分け、またベタGNDを広くとるため、プリント基板化してみることにしました。
先日発注したところなので、あと数日で届くかと思います。届いたら試してみたいと思います。