というわけで、久しぶりの更新です。
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というわけで、年末のコミックマーケット101にサークル参加予定です。
12/31(土)(2日目)東2ホール X-36b 「猫崎製作所」
カタログはこちらhttps://webcatalog-free.circle.ms/Circle/16801913
新刊は執筆ペース次第ですが、ポケトラのことと、1983年のアマチュア無線の様子を描きたいと思っています。
とりあえずここまでざっくりとした作業の様子しか紹介していませんでしたので、簡単に、どんなものを作っているか紹介します。
スペック
世の中で発表されている、自作の50MHzAMトランシーバでたぶん最小だと思います。基板サイズは39×54mmです。
ブロック図
受信部は、IF、検波、ACGなどをDSPラジオICで行うシングルスーパーです。
送信部は50MHz帯を低電力変調で振幅変調を掛けて1段で増幅しています。
回路図
送信機系統図
3年前に作成した”PokeTra01″(左)と新たに作成した”PokeTra02″(右)
詳しくは冬コミで出す予定の同人誌で書きたいと思います。
10月30日にTSSへ保証願書を提出しました。
今日(11月4日)に、補正箇所の連絡があって、即レスしたら保証書が送られてきました。
何があったんだろう。今回はめっちゃ早い。
補正箇所は赤枠のところです。「低電力変調」の補足を書けということで、カッコ内の文言を追加されていました。「全搬送波両側波帯」だけでいいんじゃないかなあと思うのだけど、とりあえずこれで出しました。
A3Eって「両側波帯」の振幅変調、アナログ単一チャンネルの電話だから、搬送波がある(全搬送波)、いわゆるAMと、搬送波がない(抑圧搬送波)、いわゆるDSBの両方がありえるわけですが、ポケトラで出せるのは搬送波があるAMだけ。
保証書が総通に送られた時点で、「落成検査を受けなくてもいい状態」になったわけで、局免の記載事項にも変更がないことから、「届出」でいいはずなので、これでポケトラは使用可能になったわけです。
もうひとつ、10MHzのCW機も届出を出したので、これもまた運用してみたいと思います。
というわけで、久しぶりのコンテストです。
さすがに移動運用で8時間はもたないな、と思ったので、自宅からの運用にしました。自宅だとアンテナがモービルホイップなので、飛びがイマイチなのですが、まあ仕方ありません。
リグは自作機(3W)、部門は7MHz自作機としました。
コンディションがイマイチだったようで、どの局の信号もかなり弱い感じでした。
自作機のフィルタの帯域はやや広め(500Hzくらい)なので、ややQRM気味になりました。
13時のスタートからレートもあまり上がらず、19時過ぎには完全に素振りモードになりました。20時台には何も聞こえなかったので、途中で終了しました。
スコアは84×28=2,352点となりました。
というわけで、Ver.4基板が届いたので組み立てました。
細かい部品を手ハンダしました。
Si5351Aの周波数がふらつく現象がありましたが、これを修正し、発振も安定しました。
基板が組み終わり、テストも良好だったので、ケーシングしてみることにしました。
PTTスイッチが邪魔で電池が収まりませんでしたが、これを取り外し修正しました。
途中トロイダルコアを木っ端みじんにしてしまいましたが、なんとかケーシングも完了です。
試作機が完成したので、変更申請をしました。今回もTSSに保証願書を出しました。
免許の変更が終わるのは年末くらいですかね。コミケに持って行けるかな…。
Ver.3基板をいじっています。
2段の増幅がどうやってもうまく行かず1週間くらいたってしまいました。
ふと思って1段に戻してみたら、高fTの石でもなぜか発振せず、きれいな変調が掛かり、パワーもそこそこ出るようになりました。
いろいろ試してみたことと、なぜ改善したのかを確かめたいと思います。
これで完成に一歩近づいたかな。次のVer.4基板でラストにしたいです。
というわけで、Ver.2基板を作成しました。
最初、Si5351Aの発振がすごく不安定だったのですが、8ピンのGNDを別のGNDにつないだところ、やや安定するようになりました。GNDが貧弱なパターンのようです。
一応受信音は出るようになったので、送信側のテストをしています。
前回の基板は変調器(NJM2288F)からいきなりファイナル(2SC3356)という構成でしたが、これだと発振しやすいので、増幅を2SC3356-2SC2712に分けるようにしました。
ファイナルにfTの低い石を使うことで発振しにくくなりましたが、どうしても送信音が歪みます。キレイな変調が掛かりません。
いろいろテストをしてみたのですが、ドライバ段の歪みが取れません。バイアスの掛け方を変えてもダメです。
高fTの石だと図のように歪みます。上側がクリップした感じです。低fTの石ではクリップしません。ゲインも取れていません。
まだまだ先は長いです。
というわけで、8/20,21の両日ともハムフェア2022に参加しました。
自分はC-16「秋葉原無線部」さんに間借りして、新刊を置かせていただきました。
土曜日はわりと会場をフラフラ回っていましたので、ブースは留守がちにしてしまいました。
お昼は”YYP CLUB”の方にランチに誘っていただきました。大OMの皆さんからいろいろお話を聞かせていただいて楽しかったです。
日曜はわりとブースにおりました。
2日間、多くの方とお会いでき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
皆さんありがとうございました。
「秋葉原無線部」さんには大変お世話になりました。いつもありがとうございます。
おかげさまで「QYOちゃんのハムライフ Vol.1」は残部僅少となりました。通販もございますので、どうぞよろしくお願いいたします。