CQマシンを作りたいなーと思ったので、秋月で売っている録音・再生IC2つを試食してみることにしました。
APR9600は、ハイクオリティで8KHzサンプリング、HK829は12kHzサンプリングになります。単純に比較するとHK829のほうが高音質ということになりますが…。
ということで両方ともブレッドボードで組んでみました。
APR9600はハイクオリティモードでも電話のようなローファイな音で、うっすらとピーというような音が入っているように聞こえます。サンプリングのノイズでしょうか。ただ人の声だけであればそこそこ聴ける音で再生してくれます。またICにアンプが入っているようで、かなり大きな音でスピーカーを鳴らすことができます。
複数Ch録音することができることになっていますが、1ch以上使うと不具合が出ると秋月のWebには書いてありました。
古い石なので、CQマシンなどの作例も多くWebに見られます。またディスコンになっていますが、秋月の在庫はAAAです(2022年4月23日現在)。
HK829のほうは、もう少し高音がでるような感じなのですが、ブツッブツッと1秒くらいおきに切れるようなノイズが入りました。あれこれ試したのですが、どうやっても消すことができず、Webを検索しても同じような症状は見られなかったので、結局購入した石が不良だったのだろうと結論付けました。
音量はやや小さめなので、アンプを入れたほうが良さそうです。
比較的新しい石なのか、Webの作例はあまり見られませんでした。
というわけで、APR9600を使おうかなと思ってあれこれ弄っていたら、再生できなくなってしまいました。どうやら石を破損させてしまったようです…orz
ブレッドボードにヒョロヒョロのリードのまま配線すると、接触したり、逆に接触不良を起こしたりしがちです。リードはちゃんと切ったほうがいいし、ちゃんとジャンプワイヤで配線したほうがいいですね…。